『一人の子どもを育てるには一つの村がいる』

明日は節分です。あっという間に1月が終わりました。

いまさらですが、2023年もよろしくお願い致します。

タイトルの言葉はアフリカのことわざです。

子育ても教育も誰か一人の献身で成り立つものではなく

安心でき信頼できるコミュニティーの中で、たくさんの大人の目に見守られて、手をかけなければいけない。

子どもを育てるにはそれだけたくさんの大人が必要ということです。

NETFLIXの韓国ドラマで「未成年裁判」というのがあります。その中の主人公の判事が引用していて、

いいことわざだな~って思っていたら、娘の中学の3学期の保護者通信で校長先生が同じことわざを引用していました。

結構有名なことわざなのかな~・・・知らなかった。

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!!こんな本まで出てるし、検索したらいっぱいでてくる・・・

しかも何やらおもしろいことわざたくさんある。

それはさておき

ワンオペで、でこぼこちゃんと奮闘しているお母さんや、周りに聞ける人がいなくて、

自分の育児が合っているのか?と混乱するお母さん、情報社会なのにつながり方がわからなくて迷走するお母さん。

育児にも療育にも、どの子にも同じ正解はありません。一人一人が人格を持っているのですから、違って当たり前です。

そして凸凹さんたちに足らないのは経験値です。

失敗を嫌がるのと、周りがお世話しすぎる傾向にあるせいで、成功も失敗も経験値が足りません。

失敗を恐れないで。親御さんも子供も失敗から学習するのです。

ただそのすべてをお母さんが一人で背負うには荷が重すぎます。

「一つの村」です「たくさんの目」です。

アイオライトの子供は、『何がわからないのかわからない。手伝って。助けて。』と、

周りの大人に言えるようになることが目標の一つです。

それは、保護者の方も同じです。『わからない。手伝って。助けて。』と言ってください。

今年もアイオライトは子供にとって、保護者さんにとっての『一つの村』の住人となれるよう

スタッフ一同、学習し経験値をあげ

『大人も子供も共に成長すること』

を目指します。

 

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     市岡 晴美