孔子の儒教などはわりとなじみ深いものであるが、
僕自身も今回、この本を手に取るまでは老子はあまり知りませんでした。
しかし!!
この本を読んでみると、すごく肩の力が抜けるというか
すごく自然体でいられるようになります。
人間とは何か?幸福とは何か?自分とは?
人生とは?何のために生きるのか?
誰しもが考える問題であるが僕なりのこの本の解釈をすると
人間の“無”から生まれて“無”に帰るわけだから
あまりあれこれ考えず、悩まず、欲を捨て
「ただ毎日を健康で楽しく生きよう!!」ではないか?
少し楽にありませんか?
先日、NHKスペシャルで、資本主義の事を放送されていましたが
資本主義も限界がきている?という結論に近づいているみたいです。
より豊かに、より便利に!この先に一体何があるのでしょうか?
地球温暖化、大規模な自然災害・・・
本当に幸せに近づいているのであろうか?
僕は結構今のままで十分幸せであると感じております。
いや、むしろ実家の庭にカブトムシがとまっていたり、
特撮TVのヒーローの後ろの線が見えていた
あの頃が幸せだったのかもと感じる時もあります。
是非、一読下さい。
理事長 山田 武史