よく、幼児期の間に早期教育を行う保育園があります。
賛否両論がありますが、この時期によって最も大切な事は、以前からも云ってますように、「発達の土台」を作ることにあります!!
又、「保育所保育指針」においても、就学前に文字を書いたり、計算、楽器の演奏などに関する記載は書かれていません!!
それよりも、実体験を通して得られる(手で触れたり、見たり、聞いたり、感じる)「経験」の方が大切です。
確かに我が子が、漢字・英語を読めたり、高い跳び箱を跳んでいたりすると、嬉しくなる気持ちも分かりますが、そういった一連の行為がその目的を達成するために行われる「訓練主義」になっていたり、「保護者の満足」になっていないか、よく考え、見つめなおすことが必要かもしれませんね。
理事長 山田 武史